BLOG

歯列矯正で後悔しないために知っておくべきポイントとは?

整った歯並びを手に入れるために用いられるのが「歯列矯正」です。今回は歯列矯正で後悔しないために、知っておいてほしいポイントをいくつか紹介します。

不正歯列にお悩みの方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。



治療で後悔しないために

納得できる治療で理想の歯並びを手に入れるためには、次の6つのポイントを押さえておく必要があります。

1つずつ解説するので、理解した上で治療をよく検討してください。

1.歯が動いたあと保定期間が必要

装置を使って、歯が動かせば終わりというわけではありません。移動直後の歯は動きやすいため、整った歯列を維持するための保定期間が必要です。

具体的にはしばらくの間、後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置をつけて過ごしてもらいます。

なお保定期間終了後も、ほんの少しずつ後戻りする可能性があります。定期的に、歯科医院で歯の状態をチェックしてもらいましょう。

2.治療期間が長引くかもしれない

一般的な治療期間の目安は2~3年程度ですが、症例や使用する装置によって大きく異なります。途中でむし歯や歯周病が発覚した場合、歯列矯正を中断して治療しなければならないケースもあります。

治療期間の目安は事前に伝えられるはずですが、不慮のアクシデントによって長引く可能性があることを知っておきましょう。

3.歯科医院選びを慎重に行う

歯列矯正は、基本的に保険が効きません。取り扱う装置や料金は歯科医院によって異なるので、複数の歯科医院の情報を見比べた上で検討しましょう。

無料カウンセリングを受けられる場合は、そのときの様子や対応も含めた上で決めるのがおすすめです。患者さまの話を聞いてくれない、あるいは医師やスタッフとのコミュニケーションが取りにくい歯科医院は、避けた方がよいでしょう。

4.小児矯正の場合は環境も重要

小児矯正では、お子さま自身の治療に対する前向きな気持ちが必要不可欠です。たとえば歯科医院自体が嫌いな子どもに治療を受けさせたところで、期待通りの効果はきっと得られないでしょう。

子どもにとって通いやすい環境であるかどうか、高いモチベーションを維持できそうかどうかを、事前にチェックしておくことが大切です。

5.治療中も定期的に通院する

治療後は定期的な通院が必要だとお話ししましたが、治療中も同様です。定期的に通院しなければ、むし歯や歯周病といった病気、装置の破損などに気付けず思い通りに歯を動かせない可能性があるためです。

医師に指示された通り、定期的に通院しましょう。自宅や職場から遠いと通いにくいと思いますので、その点も考慮して歯科医院選びを行うことも大切です。

6.「低価格」や「短期間」を謳う歯科医院に注意する

きっと多くの方が、治療費をできるだけ安く早くすませたいと思うはずです。中には低価格や短期間というフレーズを全面的に打ち出している歯科医院もありますが、甘い言葉だけにつられて決断することはやめましょう。

というのも、歯列矯正は修復力を用いた治療です。そう簡単に、治療期間を短くすることはできません。

また料金があまりに安いと、技術不足で理想の歯並びを手に入れられない可能性があります。

料金や期間に着目して選ぶのもよいですが、それだけが決断材料にならないよう注意してください。

PageTop