愛知県刈谷市 NICO矯正歯科 日本矯正歯科学会 歯科医師 院長 野村隆之 院長紹介はこちら |
矯正装置やリテーナーの清潔さを保つ方法がわからず、戸惑っていませんか。自分で清掃するか、全く手入れをしないままでは、細菌の繁殖や虫歯のリスクが高まります。
この記事では歯列矯正に必要な矯正装置やリテーナーの洗浄方法についてついてお伝えします。
取り外せない矯正装置のお手入れ方法
ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表側に取り外せない装置が付いているワイヤー矯正は、自分で取り外すことができません。そのため、普段よりブラッシングの際に注意が必要です。歯磨きの方法や使うグッズは歯医者によって異なりますが、普通の歯ブラシに加えて、矯正用のブラシや、小さくて使いやすいワンタフトブラシなどが使われます。
また、歯の状態に合わせて作られたデンタルフロス(糸ようじ)や、歯磨き後にフッ素ジェルを塗布することも推奨される場合があります。電動歯ブラシや音波歯ブラシの使用を勧める歯医者もあります。
裏側矯正
裏側矯正もワイヤー矯正と同様に取り外せない装置が歯の裏側に取り付けられます。歯の表側に装置が付いているワイヤー矯正よりも磨きにくく、清掃が難しいという特徴があります。これは見た目を考慮して歯の裏側に装置が取り付けられるからです。 歯ブラシだけでは届かない箇所があるので、毛先が小さい歯ブラシや、専用の歯ブラシやデンタルフロスを使用して清掃します。矯正期間中は歯磨きが難しい環境にありますので、虫歯や歯周病の予防のためにうがい薬を使用することを勧める歯科クリニックもあります。
リテーナー(固定式)
リテーナーは矯正治療後、歯の移動を防ぐために装着されます。装着期間は個人差がありますが、通常1年から3年ほど必要です。リテーナーも口の中に装着するので、定期的な清掃が必要です。 リテーナーには種類があり、そのため洗浄方法も異なります。
フィックスタイプ
歯の裏側にワイヤーで固定されるリテーナーです。こちらのタイプは自分で取り外せません。歯の裏側に装着されているため、ブラッシングが難しいです。また、接着剤が歯と歯ぐきの間に使用されているので、細菌の繁殖や虫歯リスクが高まります。歯医者によっては専用のブラシやワンタフトブラシを使用し、丁寧な歯磨きを推奨するところもあります。
取り外せる矯正装置のお手入れ方法
マウスピース
透明なマウスピースを使用して歯を移動させる矯正法です。マウスピースは通常、1日1回は取り外して洗浄するよう指示されます。 洗浄方法は歯医者によって異なります。水洗いやぬるま湯で洗う方法や、歯ブラシや洗浄剤を使用する方法があります。新しいマウスピースに交換されるため、定期的な洗浄は重要です。
洗浄時の注意点
力を入れて磨かないことが重要です。矯正装置やリテーナーをゴシゴシ磨くと、破損の原因となります。細かい傷が付くことで細菌が繁殖しやすくなるため、優しく洗浄してください。 洗浄剤を使用した後は、十分に洗い流すことを忘れずに。残留する洗浄剤がかぶれや炎症を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
まとめ
矯正装置やリテーナーの手入れ方法を誤ると、器具が傷ついたり破損したりする恐れがあります。特に取り外せない装置は清掃が難しいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正を行っても、適切なブラッシングが欠かせません。歯医者によって推奨される方法が異なるため、確認が重要です。
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