高校生の歯列矯正について
高校生の歯列矯正は実は最適なタイミングです!
近年SNSが普及しており、いわゆる「自撮り」を掲載する10代が増えています。しかしインビザラインの会社が行った調査によると、実は90%近くもの人が自身の容姿に不安を感じているようです。加えて10人中7人の割合で、自身の歯並びに不満があり歯列矯正をしたいと考えている…という結果が示されました。
「歯列矯正は成人してからでもできるよ」
…親御さまに相談すると、このような返答があるかもしれません。またお子さまに対して、このような返しをした経験のあるご家族がいるかもしれませんね。
しかしせっかくの学生時代に、歯並びが原因でネガティブな性格になってしまうのはもったいないことです。
10代後半の高校時代は、骨格の成長が比較的活発で新陳代謝が高い傾向にあるため、成人後に始めるよりも短期集中型で治療できる場合があります。
顎の成長や歯の生え変わりがほぼ完了し、加えて歯が移動するスピードも比較的速いとされる高校生。幼少期に始めるのも最適な時期のひとつですが、習い事や勉強のためにタイミングを逃したという方は高校生の間に治療を開始しましょう。
歯列を整えて咬合のバランスが良くなると、お口周りの筋肉の発育を促したり顔のバランスを整えたりとメリットが盛りだくさんです。
10代は受験や成人式、就職や恋愛に結婚など、この先もさまざまなイベントを控えた長い人生を送るものです。自信と笑顔を取り戻し、明るい日々を送っていただければと考えています。
不正歯列にお悩みの方や親御さまがいらっしゃいましたら、ぜひ一度当院へご相談くださいませ。
【目立たないマウスピース矯正】インビザライン
インビザラインは永久歯が完全に生え揃っていない高校生にとって、最適な治療方法のひとつ。一人ひとりの歯並びに合わせて作られるマウスピース型の装置(アライナー)をつけて生活していただき、10日おきに次の装置へと交換するというものです。
目立ちにくいので、至近距離でなければ治療中であることが知られません。また金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。
さらに治療中の通院は基本的に毎月の検診のみなので、勉強や部活が忙しい方でも続けられるのが特徴です。
インビザラインのメリットは?
1.違和感や痛みが比較的少ない
インビザラインでは10日前後を目安に、アライナーを交換していただきます。とても薄い装置なので、違和感や締め付け感がなく装着時も快適にお過ごしいただけます。
2.装置が目立たない
歯列矯正といえば、歯にかかったワイヤーが見え隠れする印象がありませんか?インビザラインは透明な装置を使うので、至近距離で凝視しない限りは第三者に気づかれることがありません。
もしも治療中の装置の様子が嫌で歯列矯正を踏みとどまっているという方がいらっしゃいましたら、ぜひインビザラインをご検討ください。
3.食事制限がなく装置は着脱可能
装置は、患者さまご自身での着脱が可能です。
食事中(ジュースやコーヒーなど、水以外の飲み物を含む)や歯みがきの際には装置を外していただく必要がありますが、基本的には装置をつけたまま生活できます。歯みがきのときは装置を外して洗浄ができるので、装置も口腔内も清潔を維持することが可能です。
また吹奏楽部や運動部に所属している場合は、短時間であれば装置を外して過ごしても問題ありません。激しい衝撃などで口内を傷つける心配はないのでご安心ください。
【最大のメリット】5年の保証期間
通常歯列矯正には保証期間がなく、歯の状態や歯科医院の腕によっては徐々に後戻りするリスクがあります。
しかしインビザラインには、治療開始後5年間の保証制度がついています。装置の作り直しや追加には費用が発生しませんのでご安心ください。もちろん治療終了後に後戻りをした場合も、保証期間内であれば無料での追加作製が可能です(後戻り防止装置は除く)。今のところ、ほかの歯列矯正にはない大きなメリットです。
インビザラインの注意点
症例によっては対応不可
インビザラインは数多くの症例に対応しており、全体矯正だけでなく部分矯正にも対応しているのが特徴です。ただし患者さまの口腔内の様子や治療可能な期間によっては、治療をお断りすることがあります。気になることがある場合は、スタッフへ一度ご相談ください。
装置を長時間つける必要がある
食事と歯みがきのときは装置を外しても構いませんが、基本的にそれ以外の時間は装着して生活しなければなりません。就寝時も含め、20~22時間が目安です。
装置を外したまま忘れたり、むやみに外して生活したりしないようにしましょう。自己管理が苦手で装着時間を守れない場合、計画通りに治療が進まない可能性があります。
なおインビザラインは、治療をスタートする段階ですべてのアライナーができあがっています。しかし最悪の場合にはアライナーがはまらなくなり、再作製が必要になります。その分治療期間が延びてしまうので、ご注意ください。
またこのケースに限らず、治療の状況に応じてアライナーを作り直す場合があります。歯をより正確に動かすためですので、柔軟にご対応いただければと思います。