こんにちは、2018年8月愛知県刈谷市にて開業予定
NICO矯正歯科 院長 野村 隆之です。
今日は快晴ですね。
気持ちのいい青空です。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
昨日までに、矯正歯科治療のながれということで
初診相談の内容、タイムスケジュールをご説明致しました。
本日は初診相談の次のステップである
” 精密検査 “についてご説明します。
医院によって行う検査内容に違いはあると思いますが、
当院でも行う検査項目についてご説明します。
・口腔内写真
お口の中の写真をカメラで撮影致します。
噛んでいただいて正面から一枚
右を向いていただいて一枚
左を向いていただいて一枚
口の中に入れる鏡を使い鏡越しに上顎の歯列を一枚
同様に鏡を用いて下顎の歯列を一枚
以上のように五枚程度、
お口の中の写真を撮らせていただきます。
撮影の際、口角鈎(アングルワイダー)という
プラスチックの軟らかい唇よけを使用します。
・顔面写真
お顔の写真をカメラで撮影致します。
正面から一枚
正面にて笑顔の写真を一枚
横を向いていただいて一枚
以上のように数枚の写真を撮らせていただきます。
笑顔の写真は、歯列の正中線(真ん中)が
顔の中心と一致しているか判断するために撮影します。
横顔の写真にて、口元の突出感を判定します。
・印象
上下の歯列の型取りです。
印象材という粘土のようなものを使い、
上下それぞれの歯列の正確な型取りをします。
これは苦手な方が多いのではないでしょうか。
実は私自身も苦手です。
頑張ってとっていただいた歯型に石膏を流し込み
石膏がかたまることでご自身の口の中を
正確に転写した石膏模型ができあがります。
このできあがった模型で噛み合わせの診査を行います。
・レントゲン写真撮影① パノラマ
パノラマレントゲン写真を撮影します。
このレントゲン写真から得られる情報は様々あります。
虫歯の本数、部位、大きさ
歯槽骨と呼ばれる歯を支える骨の状態
親知らずの存在の有無、向き
先天性欠如歯や癒合歯の有無
小児期であれば乳歯から永久歯への生えかわりの様子など
顎関節の大まかな形状
骨の中の疾患や上顎洞の状など
他にも得られる情報はたくさんあります。
これらの情報を使って総合的に判断していきます。
・レントゲン写真撮影① セファロ
先ほどのパノラマレントゲン撮影はお顔を
正面からとらえた画像になりますが
セファロ撮影はお顔を横からとらえた画像になるのが
大きな違いです。
このレントゲンのデータを矯正用の診断ソフトを
使って分析をすることにより、
様々な情報を得ることができます。
他にもCTを撮影する場合もあります。
およそ一時間程度ですべての検査を行うことになります。
この検査で得られた情報をもとに現状を把握し治療計画を立案し
” 診断 “の日にご説明を行うことになります。
次回はこの診断についてご説明していこうと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
刈谷市で歯並び噛み合せに関してのご相談はNICO矯正歯科へ
愛知県刈谷市半城土西町2丁目1番地26
歯学博士
日本矯正歯科学会 認定医
NICO矯正歯科 院長 野村 隆之