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仮歯を安心して利用するポイント


インプラント治療の最後に人工歯と最後に差し替えるまで入れて歯が仮歯です。インプラント体を埋める手術の後には、一定の頻度で病院に通い、インプラントがしっかり装着できるかや周辺の組織などに影響がないかを確認するため、仮歯の様な取り外しが可能な代替品で対応する必要があります。代替品である為、細心の注意をして何らかの原因で外れてしまったり破損してしまったりすることを防ぐ必要があります。仮歯を装着している期間はどのようなことに気を付けると良いのでしょうか。例えば、インプラントで使用する仮歯は普段の使い方をしていても、悪い条件が重なってしまった場合によっては取れることがあります。しかし、食事や使い方をしっかりと気を付けることによって安心して仮歯を利用することが出来ます。インプラントの仮歯を最後まで装着することが出来れば、装着が外れてしまった場合に起こり得る様々な悪影響を回避することが出来ます。感染症やインプラント体への繋がりの妨害を回避することが出来たり、歯並びを普段通りの外見にすることが出来ます。今回の記事では、そのような仮歯が取れてしまったときの対応を2つと食事をする際のポイントをご紹介いたします。

仮歯を安定的に装着する為には

1.歯科医院で相談してみよう

仮歯を正しく装着している状態を安定的に継続することで、詰め物の土台となる歯がむき出しの状態にならずに、良い状態の歯を保つことが出来ます。又、型取りが終わってもインプラントが正しく入るようになります。万が一仮歯が外れてしまった場合は、早急に対応することで解決することが可能です。早急に対応することが安定的に装着するポイントですので、可能であれば歯科医院の受診が遅れない様に対応すると良いでしょう。また、外れてしまった仮歯を歯科医院に行くときに持って行きましょう。そして、歯科医院でしっかりと診察することが大切です。また、同様に仮歯が外れないようにアドバイスを直接もらう診察の際に、どのようなタイミングで外れてしまったかを歯科医師に伝えることもポイントです。受診の時には、インプラントの手術を受けた歯科医院で相談しましょう。インプラントのメーカーによって使用する装置が異なる場合や、特別な機器を使用する場合にも対応することが出来ます。

2.外れた仮歯を大切に保管しよう

万が一仮歯が外れてしまっても安心して下さい。再度使える状態であれば、同様に装着することができます。その為、外れてしまった仮歯を捨ててしまわないようにすることが大切です。保管方法としては、自宅にあるジップロックや小物入れで管理することで、外れてしまった小さい仮歯でも紛失を防止することが出来るでしょう。注意点としては、急ぎの予定がある時などに仮歯が外れてしまった場合などに、応急処置として接着剤などを使用してしまうことです。無理に処置せずに、最低限ポリグリップなどの入歯安定剤を活用するようにしましょう。応急処置ではありますが、この方法で緊急時に対応することが可能です。

2.仮歯で食事をする際のポイント

1.気を付けて歯を磨きましょう

仮歯を磨くときは、優しく磨くことにより、仮歯が外れてしまったり損傷させてしまう要因を減らすことが出来ます。仮歯は長い期間使用することを前提にしていない為、あくまでも最後に装着する人工歯までの「繋ぎの歯」だということを理解しましょう。また、インプラント体を埋めた後に定期的に歯科医師に現状を確認してもらったりすることで、人工歯が合わなくなってしまったりといった不具合や計画通りに治療が進まなかったりする様な原因を無くすことに繋がるため推奨しています。

2.どんな食べ物を控えた方が良いのだろう

キャラメルや、ソフトキャンディ、チューインガムなどの粘着系の食べ物を控えることで、仮歯が外れるきっかけを減らすことが出来ます。実は仮歯は後々取り外しや調整が行えるようにプラスチック製で出来ており、強度があまり強くないセメントで接着している為、この様な食べ物とは相性が悪いのです。特にインプラントの手術後2〜3日程は、固い食べ物ばかり食べて刺激を与えていると頑丈ではないため破損してしまったり、それを誤飲してしまう可能性がある為、スープやゼリーなど出来るだけ噛まなくても栄養を補充できる食事をおすすめしています。

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