おはようございます、2018年8月愛知県刈谷市にて開業予定　

 

 

NICO矯正歯科　　院長　野村　隆之です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の刈谷市は昨日とは違って曇り空で涼しくなっています。

 

 

 

過ごしやすい一日になりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は”こんな噛み合わせは治療対象です”

 

 

ということで、もしご自身のお口の中やお子様のお口の中がこんな

 

 

状況であれば治療をおすすめします、といった悪い噛み合わせ

 

 

（不正咬合）の種類についてご説明いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは咬んでいる状態ではなく上下のアゴをそれぞれ見たときの

 

 

歯並びでご説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叢生：いわゆるガタガタの歯並びのことを指します。

 

                何本にも渡って歯が重なり合ったり、傾いていたり、

 

                回転しているような状態です。

 

 

正中離開：上の前歯の真ん中が離れており隙間が認められる状態です。

 

　　　　　　　上唇小帯と呼ばれる細い帯の位置異常や骨の中に過剰歯

 

　　　　　　　が埋まっている可能性があります。

 

 

狭窄歯列・V字型歯列

 

　　　：歯列の幅自体が非常に狭くなっており上アゴで認められると

 

　　　　　   出っ歯（上顎前突）になる傾向にあります。

 

　　　　　   口の中の筋肉の異常や鼻づまりや扁桃腺肥大、口呼吸、

 

　　　　 指しゃぶりなどが原因になることがあります。

 

 

空隙歯列：歯と歯の間に隙間が認められる状態です。アゴの大きさに

 

　　　　　　    対して歯の大きさが小さい場合や舌自体が大きい場合や

 

　　　　　　   舌の異常な癖がある場合

 

　　　　    歯の本数が足りていない場合に空隙歯列が認められる

 

　　　　　　 ことがあります。

 

 

鞍上歯列：下アゴの歯列で認められる不正咬合です。

 

　　　　　　    下アゴの骨の劣成長や、乳歯を虫歯などで早期に無くし

 

　　　　　　     てしまった場合などに奥歯が前に動いてしまい、小臼歯

 

　　　　　　　と呼ばれる4番目、5番目にはえてくる歯のはえる隙間が

 

　　　　　　　とれず歯列自体が鞍状になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

補足になりますが、乳歯は正しい永久歯の歯並びの形成に

 

 

とても大きな役目を果たしています。

 

 

乳歯がはえかわるそのときまで、その場にとどまっていてくれる

 

 

ことで永久歯のはえる隙間をキープしてくれます。

 

 

ですから、乳歯を早期に失ってしまうと永久歯の歯並びが悪くなる

 

 

確率は確実にあがります。

 

 

乳歯を早期に失ってしまう原因としてはぶつけたりする外傷や

 

 

虫歯による歯自体の崩壊などがあります。

 

 

また虫歯が大きく神経の治療をした後も乳歯の根の先に炎症ができ

 

 

永久歯がそれを嫌がって炎症を避けながら歯茎の横の方から

 

 

はえてくるということもあります。

 

 

どうせはえかわる乳歯だからと安易に考えず、乳歯列においても

 

 

虫歯をつくらないように歯磨きの徹底と甘い飲料やお菓子をたべる

 

 

習慣を見直しましょう。

 

 

矯正学的にみれば乳歯はとても重要な存在です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、上アゴ下アゴそれぞれで見たときの不正咬合について

 

 

ご説明致しました。次回は噛み合わせた時の不正咬合について

 

 

ご説明しようと思います。

 

 

 

 

 

 

　　　　　  　 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刈谷市で歯並び噛み合せに関してのご相談はNICO矯正歯科へ

 

 

 

 

 

 

 

 

愛知県刈谷市半城土西町2丁目1番地26

 

歯学博士

日本矯正歯科学会　認定医

NICO矯正歯科           院長        野村     隆之