BLOG

噛み合わせが悪いと身体にどんな影響が出るのだろう

噛み合わせが悪いと下記の理由で不調が発生する場合があります。

骨格に関する影響

顎関節のバランスが崩れると、身体全体の骨格にも乱れが発生しまう。例えば、股関節や脊椎などに影響が発生するため、それが腰や膝などの関節の負担にかわります。

筋肉に関する影響

骨格のバランスが不安定になるとそれに伴って筋肉に負荷が加わるようになります。筋肉が部分的に緊張してしまい、痛みが生じる場合があります。これが長期的に継続すれば筋肉の歪みに繋がります。

身体全身に関する影響

噛み合わせが悪い方は、食べ物を咀嚼したり、口を開閉する場合のバランスが悪化しまう。初期症状はアゴ周りの骨の歪みのみですが、そのまま生活が続くことで、左右の重心が歪んだ状態で身体のバランスを保つことになります。
左右のバランスが問題ない状態なら重い頭部も問題なく支えることが可能ですが、その均衡が崩れることで、頭部のような重い部位を支えることが困難になります。それが腰や肩に負荷がかかる要因になり、腰痛や肩こりなどの症状に繋がるのです。

様々な角度から噛み合わせをチェックしよう

肩の高さから見てみよう

直立した時に、右と左の肩の高さが床と見比べて平行になっているか確認しましょう。片方が傾いているケースでは、噛み合わせに影響が出ている可能性がございます。


骨盤の歪みから見てみよう

骨盤が左右に歪んでいないかを確認してみましょう。一人では正確に確認が出来ないので、他者に見てもらうと良いでしょう。

直立した際に背中側からチェックしてもらお、右か左どちらかに傾いているなどの症状があれば、噛み合わせにも影響が出る場合が考えられます。

頭蓋骨の位置から見てみよう

鏡の正面に立ったときに、全身のバランスが右と左で傾いたりしていないことがまず最初の確認箇所です。綺麗な姿勢では、身体を横から確認した際に、頭からかかとまで一直線に繋がりますが、噛み合わせなどに問題が発生すると、頭蓋骨が前後に倒れるような症状が見られます。


アゴの位置を見てみよう

下顎の先端部分を見てみましょう。この部分がしっかりと身体の正中にきているかを確認しましょう。もし、片方に傾いているケースがあれば、アゴや噛み合わせにトラブルがある場合が考えられます。

噛み合わせの改善方法について

 

顔周辺の筋肉をほぐしましょう

筋肉が緊張してしまう部位は、マッサージなどでほぐしてみましょう。筋肉のバランスが歪まないように丁寧にほぐしましょう。アゴの周りや耳の下、そしてそこから繋がっている肩や上背を解していきます。

矯正治療で改善しましょう

噛み合わせによって全身に不調のリスクを広げないためには、噛み合わせを改善することが重要です。歯の並びは自分の力で変えることは困難な為、現状噛み合わせや歯並びが不調なら、歯科医院で歯列矯正を検討すると良いでしょう。

日頃の姿勢に気をつけよう

姿勢と噛み合わせは相互に作用し合っています。その為、日常生活の中でも綺麗な姿勢を意識して過ごすようにして、姿勢の不安さが歯の噛み合わせに影響しないように気をつけましょう。もし歯列矯正をしても、姿勢が悪化すれば歯を含めて身体への悪影響の可能性が出てきます。


歯に影響する癖をやめよう

爪を無意識に噛んでしまう、頬づえをついてしまう、舌の位置が正しくないといった悪習慣に気づいていれば、それが歯並びを悪くする要因になります。日常生活の悪い習慣は正せるように普段から意識しましょう。


バランスよく咀嚼しよう

食べ物を噛む時は、右と左のバランスを気にして咀嚼しましょう。例えば、片側ばかりで咀嚼をしたり、片方ばかりで鞄を持ったりしていると、それ自体が身体のバランスの乱れに関係します。偏っている負荷がアゴの骨、関節に悪影響を与える為、バランスに気をつけて日常生活を過ごしましょう。

PageTop