こんにちは、2018年8月愛知県刈谷市にて開業
NICO矯正歯科 院長 野村 隆之です。
今日は、患者様からとても質問の多い、「矯正治療ってどのくらい痛いんですか?」といった、
矯正治療中の痛みについてご説明させていただきます。
実際に、普段から矯正相談の際に最も多い質問の一つが
「矯正治療で痛みはどれくらいありますか?」という質問です。
お母様方からもお子様に使用する装置に関して「痛みや違和感はどのくらいありますか?」といったご質問をよく受けます。
とてもよくわかります。
痛みがあるとせっかく矯正治療をしても途中でやめてしまうのではないか?など心配ですよね。
矯正治療に痛み、違和感はありますか?
この質問の答えですが、
以前にも少しお話した通り、装置に関してはどの装置でも少なからず違和感はあります。
ただし、人間不思議なもので必ず装置には慣れます。
取り外しのできる装置であれば始めのうちはしゃべりづらい、つばが飲み込みづらいといった事もありますが、
それも一週間もすればさほど気にならなくなると思います。
固定式の装置であってもお口の中に装着してから一週間程度は同じような違和感を感じることはあるかと思いますが、
それも必ず慣れます。
子供たちに言われてびっくりすることがありますが、一年近く装着していた固定式の装置を外した際に外したことで逆に違和感があるから戻してくれと言われることもあります。
そのくらい装置に対して慣れているということです。
この発言には毎回驚かされます。
ブラケット矯正治療における痛み・違和感とは?
成人の方や永久歯列に対して使う、ブラケットと呼ばれる歯の表面に付ける矯正装置でも違和感はあります。
初めはしゃべりづらかったり、食事がとりづらかったり、
歯磨きが大変であったり、唇の裏側に大きな口内炎がいくつもできたり、
と色々なトラブルができることもあります。
ただし、これも時間が経過すれば必ず馴れるようになり、食事や発音も問題なくできるようになると思います。
矯正治療中の痛みについて
次に痛みですが、小児期に使用するような取り外しができる装置の場合はほとんど痛みもないと思います。
仮にあったとしても、やはり数日で慣れてくると思います。
痛みに関して一番よくお話しを伺うのは、ブラケットによる矯正治療です。
毎月の治療時にワイヤーを交換して力をかけるわけですが、治療後3、4日は痛みがあるとお聞きします。
特に硬いものを噛むと痛みがあったり歯が浮いたような感じがするとお聞きします。
ただし、痛みや違和感もずっと続くわけではなくおよそ一週間もすると感じなくなります。
ですから治療後3、4日はお食事の内容に気をつけていただく必要があります。
なるべく柔らかいものをご用意いただくようにします。
また、成人の方や永久歯列期の方ではブラケット治療の他にマウスピース型矯正装置(インビザライン)をお使いいただくこともありますが、
ブラケットによる治療よりもこちらのほうが痛みは感じにくいようです。
ただし、痛みの感じ方に関しては個人差がありますので、一概にはいえないところもあります。
痛みの程度に関しても痛み止めまで服用する方は稀なので、痛みの大小こそあれ耐えられないほどの痛みではないかと思います。
いづれにせよ、痛みや違和感は治療中ずっと続くわけではなく、あくまで一時的なものとお考えいただければよろしいかと思います。
今日は矯正治療中の痛み・違和感に関してお話し致しました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ご相談ご予約いつでもお待ちしております。