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咬合誘導治療(Ⅰ期治療)2018年10月16日

咬合誘導治療(Ⅰ期治療)

Ⅰ期治療とは成長を利用した骨格的な矯正治療を行う時期のことを言います。体の成長に伴いお口の中、 すなわち咬み合わせの状況も変化していきます。この成長を利用して骨格的な改善を図る期間のことを指します。 個人差はありますが一期治療は小学校3、4年生頃(うけ口の患者さんの場合はもう少し早めの時期)から開始して 中学校入学頃まで、もしくは中学生半ばまで行います。

ご家族の方へのお願い

幼児期の受け口を放置した場合、上アゴが活発に成長したい時期に受け口の状態であると下アゴがストッパーの役目をして 上アゴを抑えつけてしまいます。そのままの状態が続くとそこで上アゴは8、9歳で成長を止め、身長が伸びる時期に下アゴが 同時に前にでてくるようになります。
下アゴの骨を切って移動させるといったかなり大掛かりな手術が必要となって しまいます。幼児期のお子様の歯並びが反対咬合(受け口)であった場合には経過観察をしないでぜひ早めに矯正専門医を受診する ようにしてください。

Ⅰ期治療で使用する装置

拡大床

拡大床

装置中央に取り付けられているネジを調整し顎の骨をゆっくり広げてことで歯がキレイに生えそろうスペースを確保していきます。

床拡大装置(クワドヘリクス)

床拡大装置(クワドヘリクス)

あごの幅を狭めたり広げたりする装置です。ねじれた奥歯の矯正も可能です。

機能的矯正装置(バイオネーター)

機能的矯正装置(バイオネーター)

機能的矯正装置(バイオネーター)は下顎の骨の成長を促すことを目的とした装置で、出っ歯の方に使用する装置です。

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