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愛知県刈谷市 NICO矯正歯科 |
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マウスピースの適切な洗浄が怠ると、口臭や虫歯、歯周病の原因となるだけでなく、劣化が進んで矯正の進捗にも影響します。
今回は、マウスピースの汚れの原因と効果的な洗浄方法について詳しくご紹介します。日々のお手入れとスムーズな矯正のために、ぜひご参考にしてみてください。
マウスピースの洗浄方法
毎日長時間つけているマウスピースには、さまざまな汚れが付着します。
主なマウスピースの洗浄方法を3つ紹介します。手でしっかりと手入れする方法もありますが、時間がない時や手間をかけたくない時にも利用できる方法もあります。また、避けた方が良い洗浄方法も併せてご紹介します。
①歯ブラシ
歯ブラシを使う場合は、通常の歯磨きと同じ動きでマウスピースをブラッシングします。
柔らかめの毛の歯ブラシを選ぶことが大切です。硬い毛の歯ブラシは、マウスピース表面に微細な傷をつける可能性があります。また、歯磨き粉の使用は避けましょう。歯磨き粉には研磨剤が含まれていることがあり、これがマウスピースを傷つける原因になります。歯磨き粉を使わず、水道水か中性洗剤（台所洗剤）で洗浄し、汚れを取り除いたら、十分に水道水ですすぎましょう。
ただし、マウスピースの素材によっては歯ブラシを使用しない方が良い場合もあるため、洗浄前に素材を確認してください。
②洗浄剤
洗浄剤は、酵素などの成分で歯ブラシでは落としきれない汚れを効果的に取り除いてくれます。
漂白剤や消臭成分が入った洗浄剤は、タバコや濃い飲み物による変色にも効果的で、凹凸のある部分や目に見えない細菌、臭いまでスッキリと綺麗にします。
洗浄剤には主につけ置きタイプと泡スプレータイプがあります。つけ置きタイプは、容器に水またはぬるま湯と洗浄剤を入れて、マウスピースを一定時間つけ置きます。
泡スプレータイプは、直接泡をマウスピースにスプレーして指でこすり洗います。数分で効果的な洗浄が可能で、ボトルタイプもありますので、持ち運びにも便利です。
自宅ではつけ置きタイプを使い、外出先では泡スプレータイプを利用するなど、状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
③超音波洗浄機
超音波洗浄機は、水を入れた機械にマウスピースをセットして洗浄します。
水を超音波で振動させて、目に見えない細菌や汚れ、臭いを効果的に除去します。歯ブラシや洗浄剤よりも効果的で、機械の購入が必要ですが、使用方法は簡単です。マウスピースを機械にセットしてスイッチを押すだけで、あとは機械におまかせです。
マウスピースを洗浄しないとどうなる？
洗浄方法や汚れの原因についてお話ししましたが、マウスピースを放置して洗浄しないと、どのような問題が発生するかをご説明します。代表的なトラブルを3つご紹介します。
①口臭
マウスピースが唾液や食べかすで汚れたままになると、細菌やカビの繁殖を助長し、口臭の原因になります。
口臭は口内環境の悪化を示し、それが病気の兆候につながる可能性もあります。口臭は他人にも不快感を与えるため、マウスピースをしっかりと洗浄しましょう。
②虫歯・歯周病
マウスピースは長時間装着されるため、その中の汚れが細菌の繁殖を招き、健康な歯にも影響を与えることがあります。
細菌が歯に付着し続けると、虫歯や歯周病の原因になります。矯正中にこれらの問題が発生すると、治療期間が延びてしまいます。これを避けるためには、定期的で効果的なマウスピースの洗浄が重要です。
③マウスピースの劣化
マウスピース矯正では、新しいマウスピースに定期的に交換するため、劣化の心配は少ないです。
ただし、洗浄が不十分で食べ物や唾液の汚れが残ると、劣化が早まる可能性があります。マウスピースが劣化すると、矯正の機能が損なわれたり、噛み合わせが悪くなったりすることがあります。劣化を防ぐためにも、しっかりと洗浄することが重要です。
まとめ:
適切なお手入れをしても取り除けない汚れや、洗浄方法が分からない場合は、歯科医師に相談することが大切です。
歯科医師は専門的な知識と技術を持っており、口内のトラブルやマウスピースの細かな問題に気づくことができます。また、適切なサイズや形状の新しいマウスピースを作成することも可能で、これによりフィット感を向上させることができます。マウスピースを効果的に使用するためには、気になることがあれば早めに歯科医師に相談しましょう。
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